「上手くなんかいかねぇよ。冗談じゃない、絶対に俺は見合いなんかしない。大体、ひと回りも歳が離れてるんだぞ。その子だって普通に嫌だろ?」
「嫌って? 見合いをするのが? 先輩となら結婚したいと思うでしょ、普通に」
「いや、思わないね」
「思いますって。会ったら最後、よほどの理由がない限り向こうからは断ってきませんって、マジで。見合いじゃ"鏡を見て出直せよ"なんて言えませんよ。どうするんですか」
「だから見合いなんかしないって言ってるだろ。それに、この前言ってたじゃないか、女だって好みは色々なんだろう」
「だからそれは、恋愛の話ですよ。結婚はまた別ですって」
「は? 東堂の肩書がほしいってか?」
「そればっかりじゃないでしょう? 先輩はお城に迎えに来る王子さまに見えるんですよ、女の子には」
――本人にとっては、それが女嫌いの理由だとしても。
「嫌って? 見合いをするのが? 先輩となら結婚したいと思うでしょ、普通に」
「いや、思わないね」
「思いますって。会ったら最後、よほどの理由がない限り向こうからは断ってきませんって、マジで。見合いじゃ"鏡を見て出直せよ"なんて言えませんよ。どうするんですか」
「だから見合いなんかしないって言ってるだろ。それに、この前言ってたじゃないか、女だって好みは色々なんだろう」
「だからそれは、恋愛の話ですよ。結婚はまた別ですって」
「は? 東堂の肩書がほしいってか?」
「そればっかりじゃないでしょう? 先輩はお城に迎えに来る王子さまに見えるんですよ、女の子には」
――本人にとっては、それが女嫌いの理由だとしても。



