「西ノ宮さんだけはやはり、ご本人の希望で更新しないということになっています。彼女には社員にという話もあるんですけどね。その気はないようで」
「わかった。彼女には俺からも一応確認してみる。辞めた後の希望はなにか言ってきたか?」
「いいえ。保留のままです」
契約も残すところあと半月を切った。
西ノ宮叶星の面接をしてからここまで、あっという間だった。
働かなければならない理由がない彼女にとって、三ケ月という今回の仕事は単に気晴らしだったのだろうかと、人知れず仁は思う。
彼女とはパーティ以来会っていない。
その時は『兎う堂』を気に入っているようだったし、仕事は上手くはいっているようだった。
副社長の大毅とは馬が合わないようなことを言っていたが、彼とそう接点があるとは思えない。その後も問題の報告はないので、順調なのだろうと思った。
「わかった。彼女には俺からも一応確認してみる。辞めた後の希望はなにか言ってきたか?」
「いいえ。保留のままです」
契約も残すところあと半月を切った。
西ノ宮叶星の面接をしてからここまで、あっという間だった。
働かなければならない理由がない彼女にとって、三ケ月という今回の仕事は単に気晴らしだったのだろうかと、人知れず仁は思う。
彼女とはパーティ以来会っていない。
その時は『兎う堂』を気に入っているようだったし、仕事は上手くはいっているようだった。
副社長の大毅とは馬が合わないようなことを言っていたが、彼とそう接点があるとは思えない。その後も問題の報告はないので、順調なのだろうと思った。



