お気に入りの彼とはいえ、一体いままで何をしていたのかとムッと睨んだが、当のジュンくんは叶星には目もくれず、大毅に最敬礼をする。
そして彼の後ろには、この場にはそぐわないスーツ姿の男性がいて、二人ともやけに恐縮していた。
「あの、東堂さま。うちの社長がご挨拶をしたいと」
――え? 社長?
ジュンくんが連れてきたのはスポーツグラブの社長らしい。
挨拶を交わした大毅は、叶星に「じゃあな」と軽く手を上げて、スポーツグラブの社長に促されるまま行ってしまった。
「叶星さん、ありがとう!」
「え? なにが?」
「『兎う堂』の副社長が来たって言ったら、本社から社長が飛んできたんですよ。これで何かいいことあったら僕ボーナスもらえるかも。あ、叶星さんヨガは?」
「――あっ!」
慌ててスタジオを振り返ったが、ヨガはとっくに始まっていてもはや参加できる雰囲気も体力もない。
叶星はゼェゼェ言いながら肩を落とした。
――くそぉー白鬼め!
そして彼の後ろには、この場にはそぐわないスーツ姿の男性がいて、二人ともやけに恐縮していた。
「あの、東堂さま。うちの社長がご挨拶をしたいと」
――え? 社長?
ジュンくんが連れてきたのはスポーツグラブの社長らしい。
挨拶を交わした大毅は、叶星に「じゃあな」と軽く手を上げて、スポーツグラブの社長に促されるまま行ってしまった。
「叶星さん、ありがとう!」
「え? なにが?」
「『兎う堂』の副社長が来たって言ったら、本社から社長が飛んできたんですよ。これで何かいいことあったら僕ボーナスもらえるかも。あ、叶星さんヨガは?」
「――あっ!」
慌ててスタジオを振り返ったが、ヨガはとっくに始まっていてもはや参加できる雰囲気も体力もない。
叶星はゼェゼェ言いながら肩を落とした。
――くそぉー白鬼め!



