「その後もずっとですか?」
「そうだよ。聞けよ、それだけじゃない無視だ。無視というか眼中にないっていうのか? エレベーターで俺が先に乗っていたのに、あの女は俺に気づきもしないんだぞ? 俺しかいないのに。ふたりきりの状態で、ありえるか?ありえないだろ? 廊下ですれ違えば迷惑そうな顔をして、それを隠そうともしない」
酒の力なのか、それだけ不満が溜まっているということなのか。大毅の口は止まらない。
――そういえば。
パーティで西ノ宮叶星も同じようなことを言っていたと、仁はようやく思い出した。
『専務と東堂副社長は、もしかしてご友人なんですか?』と叶星に聞かれた時だ。
『私の友達が副社長に相手にされなくて。つい関係ないのに酷い態度をとってしまって、私が悪いんです。すみません。それ以来、どうも苦手で』
そう、彼女は"苦手だ"と言っていたのだ。
「そうだよ。聞けよ、それだけじゃない無視だ。無視というか眼中にないっていうのか? エレベーターで俺が先に乗っていたのに、あの女は俺に気づきもしないんだぞ? 俺しかいないのに。ふたりきりの状態で、ありえるか?ありえないだろ? 廊下ですれ違えば迷惑そうな顔をして、それを隠そうともしない」
酒の力なのか、それだけ不満が溜まっているということなのか。大毅の口は止まらない。
――そういえば。
パーティで西ノ宮叶星も同じようなことを言っていたと、仁はようやく思い出した。
『専務と東堂副社長は、もしかしてご友人なんですか?』と叶星に聞かれた時だ。
『私の友達が副社長に相手にされなくて。つい関係ないのに酷い態度をとってしまって、私が悪いんです。すみません。それ以来、どうも苦手で』
そう、彼女は"苦手だ"と言っていたのだ。



