猫はそう言ったきり何も言わなくなってしまった。 俺は、どうすればいいのだろうか、 なぜ、妖と喋ることが出来るのか、 なぜ、妖を見ることが出来るのか、 俺にはわからないことしか無かった。 「お前、名前はなんだ」 「…ない、」 「ない?それはどうゆう事だ。」 「記憶が無いんだ。」 「そう言うことか、」