俺はコンビニの袋を手からぶら下げながら来た道を戻った。 歩いている途中、猫に出会った。 黒猫か?野良っぽいな。俺は猫に近づいてみた。 猫は怖がったのか、着いてきて欲しいのか、 にゃあと鳴きながら俺が戻ろうとしていた道を 歩いていった。 俺は猫についていった。 そこには先程までいた神社があった。 猫は周りを見渡し、喋り出した。 そう、猫が、喋り出したのだ。 俺は動揺するしか無かった。 しない方がおかしいのだ。 な、なぜ猫が喋れるのか、俺にはわからなかった。