「ナナ本当によかったのか?」

「はい。後悔はしてません」


高校卒業ができないと決まったときは正直ショックではあった。

でも後悔はしてない。

別にこなくても卒業できるといってくれた校長を責めるつもりはないし。


あの日々は消えることはないし、わたしは凛斗と千夏ちゃんに出会えたからきっといまこうして夢に向かって走り続けていけられてる。

カメラというものふれたから、モデルという仕事に真っすぐ向き合うことができた。

だからあの高校に入れてよかった。