笑顔のキミを



千夏ちゃんを撮ったときもでかいなあって思ったけど改めて近づいてみると俺ともそんなに変わらない。

こんなにもでかいひまわりをみたのは初めてだ。


「じゃあ撮りますねー」

パシャ


「んん、やっぱり先輩のようにはうまく撮れませんでした。すいません」


撮ってすぐ画面をみた千夏ちゃんはそういって謝る。


「そんなことないよ。綺麗に撮れてる」

「先輩、優しい言葉は時に傷つくこともあるんですよ。お世辞は特に」

「お世辞じゃないよ。本当に上手だよ。本格的に撮り始めてからまだ2ヶ月しかたってないのにそんな風には思えない」


千夏ちゃんはいつも自分の気持ちを正直に伝えてくれるから。

俺もちゃんと伝えたい。

嘘でもお世辞でも優しさでもなく、本心だということを。