* 「今日も、やってみよっか」 あれから暑い暑い夏がやってきた。 凛斗と約束を交わした次の日から、わたしはまた部活に復帰した。 千夏ちゃんもとても喜んでくれた。 そしてその日から凛斗の戦いがはじまった。 人を撮るということは、凛斗の中で思ったよりも大変だった。 指が震える姿をはじめみたときはわたしも千夏ちゃんもなにもいえなかった。 そこまで凛斗が苦しんでいたことを知らなかったから、あんなことをいってしまってよかったのかと後悔もした。 でも、凛斗は前向きだった。