「ごめんね。気にしないで。岸田くんにも変な思いさせてごめんね」 「いえ、俺はいいですけど」 そのあとはまた撮影が開始。 でもすぐに終わったので、わたしは少し抜けるといって彼を追いかけた。 凛斗くんは、公園からでてきた親子をみつめていた。 この公園・・・。 この公園は、わたしが咲良の家に遊びにきたときによくきていた。