5年振りに君と2人でバスに乗った。
「降りる時ピンポン押す対決しよ!」
あの頃と変わった僕らだけど君の無邪気な笑顔は全く変わっていなくて。
「そうだね。」
次のバス停が表示された瞬間僕らは急いでバスについてる"止まります"に手を伸ばす。
僕らが押す前に斜め前の席の小学生2人が競って押していた。