『僕』の意識が途切れた後、僕の中に眠っていたもう1つの人格が発動した。




俺は悪魔に言った。


「俺は悪魔になりたいんだ!」


悪魔は急変した天使の態度に震えていた。

そして、小さな声で言った。


「お、お前は…。
ま、まさか…ハーフなのか…?」


俺はコクリと頷いた。