『僕』の意識が途切れた後、僕の中に眠っていたもう1つの人格が発動した。 長い眠りから、『俺』は目覚めた。 そして、目の前にいる天使に話し掛けた。 「おい、お前!俺は天使になるんだ!方法を教えろ!」 天使は、さっきまでとは違う、俺の悪魔らしい雰囲気に震えていた。 俺はさらに続けた。 「俺様は知っているぞ!1つだけ方法がある筈だろ?」