おしゃべりの途中に、僕は、ポツリと呟くように言ってしまったんだ。 僕の夢を…。 「僕は、天使になりたかった。」 口は僕の口なのに、勝手に言葉を紡いだ。 正確には、心の隅っこに閉まっておいた希望を口に出すことで、何かが変わるかもしれないと期待したのかも…。