目的地…と言っても、私の場合は朝から図書委員会の仕事で、図書館へ行かなくてはならない。
クラスに図書委員の人は2人いる筈なのに、前回の図書委員会で相方の男子が来なくて、私だけ参加…という形となったのだ。
相方の男子が誰だったか全く覚えてないし、その時に言われた仕事を相方を探してまでやらせよう、という気になれなかった私は、1人でさっさと朝に終わらせよう!と思ったのだ。
今週の図書館の担当は私のクラス。
仕事は、月曜日に本の返却、整理で、火曜日に貸出となっている。
他の日も、図書館で勉強をする人はいるので、まぁ解錠して様子とかを見とかなければならない。
今日は火曜日で、昨日時間が無くて出来ていなかった整理をしようと思ったところ。
なんだけど。
色々考え事をしながら、悠々と階段を登ったところに、なんとまぁ先程もいた王子が立っていたのだ。
「…貸出は放課後からですっ…!」
ヤバい、言い方超失礼になった…あの王子に対して…
私、男嫌い…っていうか、男の人が苦手なんだよね…
なら何で恋したいとか思ったんだよ…って話だけど、それとこれとはちょっと違くてですね…
「あ、大丈夫だよ、分かってるから」
「え…?何で…?」
いや、これも失礼すぎるっ…!
「っごめんなさい、不敬でした…」
パッと出てきた言葉は、何処かの王子にでも言うようなセリフだった。
クラスに図書委員の人は2人いる筈なのに、前回の図書委員会で相方の男子が来なくて、私だけ参加…という形となったのだ。
相方の男子が誰だったか全く覚えてないし、その時に言われた仕事を相方を探してまでやらせよう、という気になれなかった私は、1人でさっさと朝に終わらせよう!と思ったのだ。
今週の図書館の担当は私のクラス。
仕事は、月曜日に本の返却、整理で、火曜日に貸出となっている。
他の日も、図書館で勉強をする人はいるので、まぁ解錠して様子とかを見とかなければならない。
今日は火曜日で、昨日時間が無くて出来ていなかった整理をしようと思ったところ。
なんだけど。
色々考え事をしながら、悠々と階段を登ったところに、なんとまぁ先程もいた王子が立っていたのだ。
「…貸出は放課後からですっ…!」
ヤバい、言い方超失礼になった…あの王子に対して…
私、男嫌い…っていうか、男の人が苦手なんだよね…
なら何で恋したいとか思ったんだよ…って話だけど、それとこれとはちょっと違くてですね…
「あ、大丈夫だよ、分かってるから」
「え…?何で…?」
いや、これも失礼すぎるっ…!
「っごめんなさい、不敬でした…」
パッと出てきた言葉は、何処かの王子にでも言うようなセリフだった。
