となりの零。ZERO

”スゥー…”

港「ごめん!!今日説明し忘れたことがあった!!」

零「ん?」

港「crownについて話し忘れて…それで…。」

零「いいよ,別に。」

港「うちの学校は見ての通り不良高で,多くの生徒は族に入ってるんだけど…,学校の憧れの的の族がさっき言ったcrownって族なんだ。crownは正統派で関東1の族でもあり、ここら辺ではすっごく有名で,学校の人なら知らない人はいないってぐらいなんだ。」

零「へぇー。」

港「零,真面目に聞いてる?」

零「聞いてるよ。」

港「それで,crownは大体400人くらいいて,その中には勿論幹部や副幹部もいる。
まぁそこそこ凄い族ってことだ。詳しいことは今外にいる状況では話せないから,後で詳しい情報を送るよ。ここでcrownの話してたら,あんまり良くないからね。」

零「分かった。待ってる。」

零は興味なさそうに話を聞いていた。

港「ちなみに,零を起こした1人はその幹部だよ。」

零「マジかよ…。」

ちょっとヤバイなって顔をした零だったが,そこまで重要視をしている様子は無かった。
これから大丈夫かー?と俺はそんなことを思いながら,絶対俺が守らないととも思いながら,俺は零と共に家に帰る。

            〜 港side 〜