となりの零。ZERO

一年生の校舎に来た。一年生のクラスは,二,三年のクラスがある校舎とは別校舎にある。なんか,1クラスだけ賑やかだなぁ。あのクラスって確か零のクラスだったよなぁ…。

”シーン”

いきなりそのクラスが静かになる。

”ゾワッ”

重々しい黒いオーラ,気をここからでも感じる。これって…

”ガラッ!”

港「零!!」

零「おっ,港。」

ドアを開けると同時にクラス中の生徒が俺を見た。零は呑気な感じで俺の名前を呼ぶ。クラスの中を俺はぐるっと見て,crownの幹部がいることに気づく。俺は,なんとなくクラスで何が起こったのか察した。

港「皆さん,お久しぶりです。今少し急いでいるので,失礼します。」

俺は揉め事が起こらないようにcrownに挨拶をした。そして,ここから早く去るため。俺は零に急いでと目で合図をして,席を立ったところで,

港「では,失礼します。」

零の手を引っ張り,早足で教室を後にした。