奏「どこのって…,crownに決まってるじゃん!!」

零「だからそれが何?」

奏「えー,何?じゃないよ!!それより早く立って!!」

腕を掴み,立たせようとしてくる。私はそれを振り切って机に顔を伏せる。立つ意味ないじゃん。私crownなんて知らないし…。私はまた少し音量を上げて,聞いていないふりをした。

?「おい。迎えにきたぞ。」

?「けーちゃん。Sクラスなんだね!すごーい意外!」

?「ここのクラスの女の子は可愛い子ばっかりだね。」

?「今日はやる事があるんですから,早く引き上げますよ。」

?「行くぞ。」

話題の中心と思われるグループが会話をしている。