自分の気持ちに確信を持ってから、 カナは極力あのバーに行かないように努めた。 あっと言う間に新しい1年が始まってしまった。 カナはできるだけ友達と遊んだ。 高科のことを考えないで済むように。 考えたら、気持ちが溢れてきて、 止められないような予感がしていたから。