陽だまりのようなあなたへ贈る花





ポチャン…


お風呂に浸かりながら、私はさっきの海くんの様子が気になってしまっていた。


海くんが話してくれるのを待つしかないということは分かっているのに、どうしても考えてしまう。


海くんは何にそんなに動揺したんだろう…


直前の私の言葉を思い返してみる。




『今日の放課後ね、あそこで男の先輩に会ったよ。最初はびっくりしたんだけど、その先輩の瞳がすごく綺麗でね、つい見惚れちゃった』




……うん、やっぱり海くんがあそこまで動揺するような内容なんて一つもない。


もしかしたら海くんを除いて男の人とほとんど関わりがない私が先輩に見惚れちゃった、とか言ったから驚いた、とか…?


でも、私は別に男嫌いってわけじゃないし、普通あそこまで動揺するかなぁ……?