陽だまりのようなあなたへ贈る花


「…ゆら、学校はどうだ?もうすぐで一か月経つけど」


不意に箸を置いてじっと私の顔を見つめてくる海くん。


「うーん…変わらず、かな…。だいだいいつも真瑚ちゃんといるよ。クラスの他の女の子達とはたまに話すぐらいで、男の子とはほとんど話さないかな…」


たまに話しても、事務的なやりとりが面だから。


……あ、でも。




「今日の放課後ね、あそこで男の先輩に会ったよ。最初はびっくりしたんだけど、その先輩の瞳がすごく綺麗でね、つい見惚れちゃった」


先輩の綺麗な瞳と笑顔を思い出して、つい頬が緩む。




ガタッ


急に大きな物音にびっくりして私は我に返った。