陽だまりのようなあなたへ贈る花


恋をするのには十分すぎるくらいにたくさんの魅力がある。


それは、ずっと近くにいた私が誰よりもよく知っている。


でも、私は今まで一度もそういう対象で海くんを見たことはないし、海くんが本当のお兄ちゃんだったらいいなといつも思っていた。


だから海くんのことは大好きだけど、それはあくまでライクの好きであって、そこにラブが入り込む隙なんて一ミリもない、と私は思っている。




それに、海くんの方も“ゆらは可愛い妹だから”とことあるごとにそう言っているんだ。


可愛いというのは幼なじみの贔屓目だと思うけど、“妹だから”。

その言葉にウソはないと思う。




“かっこよくて信頼できてオールマイティなとっても優しいお兄ちゃん”


それが私の中での海くんを形作る最上?の言葉だった。