「……ごめん。いじめすぎた」
い、いじめ……?
私はキョトンとして顔を覆っていた手を外して彼の顔を見ると、少し罰の悪そうな顔をして私の方を見る彼がいた。
「え、えっと…いや…謝られるようなことは何もっ…。そ、それよりも、あなたは誰なんですかっ……?」
私はさっきから一番気になっていたことを聞く。
「……やっぱ、知らないよな」
「え?」
「…いや、なんでもない。それよりも名乗るのが遅れて悪い。俺は、二年の御影 朔夜 (みかげ さくや) だ」
え…ってことは先輩だっ…
雰囲気的に年上かとは思っていたけど…



