そこまで考えて、小さく首を傾げる。 (……目覚まし時計を止めもせず、二度寝をかまし、さらには約束をすっぽかすという私も十分悪いんじゃない……? でも、) 「ウィルの馬鹿〜!」 叫ばずには、いられなかった。