そうちゃんとの日々を。思い出すたびに心が痛んで、私を苦しめる記憶を。今だけは全て思い出せ。

 吐きそうだ。

 けれど、これでいい。

 このギターと、この声があれば、いつだって私は…。



「聴いてください。プロローグ」