12月のある日ー。
夜中に、Mちゃんから電話があった。
「(何だろう…。)」と思いつつ、電話に出た。
「どうしたの?
こんな夜中に…。」
「お母さんが、倒れた…。」
「えっ?!!
大丈夫なの?!!」
「今、手術中…。」
「そっかぁ…。」
「それで、お願いがあって…。」
「なに?」
「病院まで来て欲しいの。」
「えっ、でも…。
おばちゃん、手術中なんでしょ?
いいの?
出てきて。」
「車、旦那が、持って行ったの。」
「分かった。
迎えに行く。」
あたしは、「(何か、必要な物を、取りに行きたいのかなぁ…。)」そう思っていた。
だから、快く、車を出した。
病院に行くと、流石、夜…、表の駐車場で、待っていると、やっぱり、不気味だった…。
Mちゃんは、わりとすぐに来た。
車に乗り込んだ、Mちゃん。
乗ってきた時に、偉そうに、「はい!車出して!!」と言った。
「(これが、人に頼む態度?!!)」と、怒りを覚えた。
でも、おばちゃんの荷物を、持っていくのに、必要なんだと思って、動くことにした。
車を走らせ始め、あたしが、Mちゃんに聞いた。
「おばちゃん、どうなの?」
「前にもやってるから、厳しいって…。」
「えっ!
そんなの悪いの?!」
「うん。」
「(いくら、おばちゃんのを、取りに行くとはいえ、離れていいの?)
(そんなにヤバいなら、待合で待ってた方が…。)
ねぇ、病院にいた方がいいんじゃない?」
「手術中は、することないから。」
「えっ…?!
(何が起こるかわからないのが、手術でしょ?)
やっぱりいた方が…。」
「大丈夫だって!!
はい!!
いいから、行って。」
「どこに行くの?」
「S2店!!」
「は?
(聞き間違い?)」
「だから、早く、S2店に連れてって!!」
「いやいやいやいや…。
お母さん、生死を彷徨っているんでしょ?!
そんな時に、ホスト行くもんじゃないよ!!
そんな、場所じゃないし。
おばちゃんの容体が安定してからで、いいじゃん!!」
「いいの!
SI に会いたいの!!
男の人にしか、癒されないことってあるでしょ?
えりちゃんなら、分かるよね?」
「そういう事あるけど…。
でも、今は、おばちゃんの所にいた方がいいと思う。」
「これは、えりちゃんに関係ないから!!
SI に会いたいの!!
早く、向かって!!」
これで、向かわなかったら、車から飛び降りてでも、行きそうだし…。
「分かった。
連れて行く。
ただし、条件がある。
SI におばちゃんのこと話して、それでも、「入っていい。」と言ったら、遊んでいいよ。
だけど、「ダメ!!」と言われたら、大人しく帰る。
いい?」
「分かった。」
あたしは、S2店に、Mちゃんを連れて行った。
すると、SIは、「ここは、親が、緊急事態なのに、来るような所じゃねぇっ!!帰れ!!」と言われたらしい…。
「(売り上げだけを考えてる、ホストじゃなくて良かった…。)」
あたしは、Mちゃんを連れて、病院に戻り、Mちゃんを置いて帰った。
夜中に、Mちゃんから電話があった。
「(何だろう…。)」と思いつつ、電話に出た。
「どうしたの?
こんな夜中に…。」
「お母さんが、倒れた…。」
「えっ?!!
大丈夫なの?!!」
「今、手術中…。」
「そっかぁ…。」
「それで、お願いがあって…。」
「なに?」
「病院まで来て欲しいの。」
「えっ、でも…。
おばちゃん、手術中なんでしょ?
いいの?
出てきて。」
「車、旦那が、持って行ったの。」
「分かった。
迎えに行く。」
あたしは、「(何か、必要な物を、取りに行きたいのかなぁ…。)」そう思っていた。
だから、快く、車を出した。
病院に行くと、流石、夜…、表の駐車場で、待っていると、やっぱり、不気味だった…。
Mちゃんは、わりとすぐに来た。
車に乗り込んだ、Mちゃん。
乗ってきた時に、偉そうに、「はい!車出して!!」と言った。
「(これが、人に頼む態度?!!)」と、怒りを覚えた。
でも、おばちゃんの荷物を、持っていくのに、必要なんだと思って、動くことにした。
車を走らせ始め、あたしが、Mちゃんに聞いた。
「おばちゃん、どうなの?」
「前にもやってるから、厳しいって…。」
「えっ!
そんなの悪いの?!」
「うん。」
「(いくら、おばちゃんのを、取りに行くとはいえ、離れていいの?)
(そんなにヤバいなら、待合で待ってた方が…。)
ねぇ、病院にいた方がいいんじゃない?」
「手術中は、することないから。」
「えっ…?!
(何が起こるかわからないのが、手術でしょ?)
やっぱりいた方が…。」
「大丈夫だって!!
はい!!
いいから、行って。」
「どこに行くの?」
「S2店!!」
「は?
(聞き間違い?)」
「だから、早く、S2店に連れてって!!」
「いやいやいやいや…。
お母さん、生死を彷徨っているんでしょ?!
そんな時に、ホスト行くもんじゃないよ!!
そんな、場所じゃないし。
おばちゃんの容体が安定してからで、いいじゃん!!」
「いいの!
SI に会いたいの!!
男の人にしか、癒されないことってあるでしょ?
えりちゃんなら、分かるよね?」
「そういう事あるけど…。
でも、今は、おばちゃんの所にいた方がいいと思う。」
「これは、えりちゃんに関係ないから!!
SI に会いたいの!!
早く、向かって!!」
これで、向かわなかったら、車から飛び降りてでも、行きそうだし…。
「分かった。
連れて行く。
ただし、条件がある。
SI におばちゃんのこと話して、それでも、「入っていい。」と言ったら、遊んでいいよ。
だけど、「ダメ!!」と言われたら、大人しく帰る。
いい?」
「分かった。」
あたしは、S2店に、Mちゃんを連れて行った。
すると、SIは、「ここは、親が、緊急事態なのに、来るような所じゃねぇっ!!帰れ!!」と言われたらしい…。
「(売り上げだけを考えてる、ホストじゃなくて良かった…。)」
あたしは、Mちゃんを連れて、病院に戻り、Mちゃんを置いて帰った。



