「(はぁ…。)
(言われる事、分かってるんだけどな…。)
(まず、他店の事、まだ、責められる。)
(次に、Aのトラウマ(浮気系)を話される。)
(「信用がなくなった。」と言う。)
(「信用を取り戻せ。」と言う。)
(結果、毎日、来なければ、いけなくなる。)
(あたし、要るーーーー??!!)
(Mに言われたところで、あたしは、毎日来ないし…。)
(意味ある?!!)
(財布が痛いだけじゃんっっ!!)」
そして、Aについて、中に入ると、通されたのは、スィート…。
「(早急に、パンクさせるつもりだ!!)
(最低ー!!)」
めっちゃ、ご立腹の、りのは、スィートに入った瞬間、固まった。
「(な…なに…あれ…。)
(ここにいちゃ、ダメだよね…。)
(どうしよう…。)
(霊感があるのは、えりだけ…。)
(でも、今の状態で、えりを出す訳にいかない…。)
(どうしよう…。)」
りのが、座るのを、躊躇していると、ボーイさんに、「何で、座らないのか?」と聞いてきた。
「(座る…?!!)
(この部屋の中の、ソファーに?!!)
(あの女が、居るのに…?!!)
(ヤバいって!!)」
ボーイさんに言われて、座るしかなく…。
女のそばに、Yちゃん、その隣に、りのが座った。
女は、髪の長い、喪服を連想させそうな服を着て、うつむいていた…。
「(うっ…。)
(吐きそう…。)」
そんな中で、話し合いが始まった。
りのは、女のことが気になって、話しどころじゃない…。
所々しか、聞こえてないけど、要は、りのが思っていた通りの内容…。
まず、AとYちゃんが、付き合ってることを話された。
あたしは、Yちゃんが、「内緒。」と言ってたので、知らないフリ…。
思いっきり、驚いた感を出した。
「俺、元嫁との離婚理由、元嫁の不倫。
俺の同僚と、元嫁がKissしているとこを、目撃したから。
お前は、元嫁と同じ事したんだ!!」
「(待て待て待て待て!!)
(そんな、タイミングよく、同僚とのKiss見れる?)
(同僚ってことは、結婚してること知ってるんでしょ?)
(それなのに、手を出す?)
(しかも、Kissシーン見るのと、他店行っただけでは、全然、重みが違うと、思うんですけど…。)
(こんな、ボロ設定、誰が信じるのよ。)」
そんな事を思ってる、りのの隣で、Yちゃん、号泣の謝罪…。
「(待って!!)
(あの設定、信じるの?!!)」
りの、驚愕。
そんな、りのに、Mが話しかけた。
「俺、「R店に行った。」って行った後、俺の手を握ってきただろ?
あれ、マジで、気持ち悪かった。」
「(ほぅ…。)
(じゃあ、二度と、触ってあげない!!)
(ってか、自分が悪い事した時には、手を握って許されたのに、あたしはダメなんだ?)
(訳わからない!)」
それだけ言うと、Mは、フロアに出た。
「Yちゃん、俺への信用、取り戻せよ?
じゃないと、終わりな。」
「本当に、ごめんなさい…。」
「(M…、サッサと出て行って…。)
(この女、何とかしないと…。)
(でも、えりを出すわけには…。)
(どうしよう…。)
(あたし、感じる事は、出来るけど…。)
(何とかする事は、出来ないし…。)
(困った…。)」
りのが、悩んでる中、Aは、ずっと、Yちゃんを責めていた。
挨拶に、何人もいてくれたけど、挨拶だけで、中に入ってくれない…。
「(どうしよう…。)
(これを何とか出来る人…。)
(あ、えりの思い人!!)
(来てくれればいいけど…。)
(あたしじゃ、来ないだろうし…。)
(やっぱり、えり出そうか…。)」
りのは、あたしと替わった。
あたしは、頭をハンマーで殴られた感覚が襲った。
「(これは、りのには、キツかったかも…。)」
あたしは、女を何とかする前に、部屋を何とかしようと決めた。
「(この部屋を何とかしないと…。)
(あの女の力を削れない…。)
(力が…。)
(吸い取られてる…。)
(何とかしないと…。)」
その時、光が入ってきた。
YTだ!
「(願っただけなのに、来てくれた…。)
(嬉しい!!)」
YTは、挨拶をして、あたしが居る事が分かり、部屋の中に、入って来た。
そして、まず、YTがしてくれた事は、Aを部屋から、追い出す事。
「A、新規行った?」
「いいや。」
「行ってみたら?
凄いよ!
ドラム缶!」
「マジで?!」
「うん。
九州から来てるらしいから、今日が最後だと思うよ。
ここは、俺が居るから、行っておいでよ。」
「分かった。」
Aが出て行くと、YTは、ヘルプ席を、あたしの隣に、持って来て座った。
「えっちゃん、どうしたの?
こんなとこに入って。
俺、気付かなかったよ…。」
あたしは、黙っていた。
「えっちゃん?」
あたしは、部屋の中の変化に、気付いた。
驚いた、あたし。
あの女がいなくなっていた。
そのお陰で、空気が変わった。
あたしは、ポツポツと話し始めた。
「あのね…。
今日、S3店に行ったの…。」
「誰か、指名いるの?」
「ううん…。
新規…。」
「新規?!
新規でここ?!!
それは、酷い…!!
でも、もう、反省したんでしょ?」
「うん…。」
「じゃあ、一応、めっ!
これでおしまい。
ね?」
「YT…。」
あたしは、涙をいっぱい目にためた。
「えっちゃん。
もう、大丈夫だから。
ね?
お茶、せっかく出てるんだから、飲もうよ。
ほら、一口。」
あたしは、言われた通り、お茶を飲んだ。
「少しは、落ち着いた?」
そう言って、あたしの手を握ってくれた。
あたしは、頷いた。
「じゃあ、もう一口飲んで。」
あたしは、また、頷いた。
「MとAが帰ってくるまで、手を握っててあげる。
落ち着くでしょ?」
あたしは、また、頷いた。
「よしよし。
大丈夫。」
YTは、優しく、あたしの頭をなでてくれた。
許されることなら、抱きつきたかった…。
YTに癒されてから、AとMが帰って来た。
それと同時に、チェックしてもらい、Yちゃんを送り、眠すぎて、居眠り運転しないように、Mちゃんと電話しながら帰った。
(言われる事、分かってるんだけどな…。)
(まず、他店の事、まだ、責められる。)
(次に、Aのトラウマ(浮気系)を話される。)
(「信用がなくなった。」と言う。)
(「信用を取り戻せ。」と言う。)
(結果、毎日、来なければ、いけなくなる。)
(あたし、要るーーーー??!!)
(Mに言われたところで、あたしは、毎日来ないし…。)
(意味ある?!!)
(財布が痛いだけじゃんっっ!!)」
そして、Aについて、中に入ると、通されたのは、スィート…。
「(早急に、パンクさせるつもりだ!!)
(最低ー!!)」
めっちゃ、ご立腹の、りのは、スィートに入った瞬間、固まった。
「(な…なに…あれ…。)
(ここにいちゃ、ダメだよね…。)
(どうしよう…。)
(霊感があるのは、えりだけ…。)
(でも、今の状態で、えりを出す訳にいかない…。)
(どうしよう…。)」
りのが、座るのを、躊躇していると、ボーイさんに、「何で、座らないのか?」と聞いてきた。
「(座る…?!!)
(この部屋の中の、ソファーに?!!)
(あの女が、居るのに…?!!)
(ヤバいって!!)」
ボーイさんに言われて、座るしかなく…。
女のそばに、Yちゃん、その隣に、りのが座った。
女は、髪の長い、喪服を連想させそうな服を着て、うつむいていた…。
「(うっ…。)
(吐きそう…。)」
そんな中で、話し合いが始まった。
りのは、女のことが気になって、話しどころじゃない…。
所々しか、聞こえてないけど、要は、りのが思っていた通りの内容…。
まず、AとYちゃんが、付き合ってることを話された。
あたしは、Yちゃんが、「内緒。」と言ってたので、知らないフリ…。
思いっきり、驚いた感を出した。
「俺、元嫁との離婚理由、元嫁の不倫。
俺の同僚と、元嫁がKissしているとこを、目撃したから。
お前は、元嫁と同じ事したんだ!!」
「(待て待て待て待て!!)
(そんな、タイミングよく、同僚とのKiss見れる?)
(同僚ってことは、結婚してること知ってるんでしょ?)
(それなのに、手を出す?)
(しかも、Kissシーン見るのと、他店行っただけでは、全然、重みが違うと、思うんですけど…。)
(こんな、ボロ設定、誰が信じるのよ。)」
そんな事を思ってる、りのの隣で、Yちゃん、号泣の謝罪…。
「(待って!!)
(あの設定、信じるの?!!)」
りの、驚愕。
そんな、りのに、Mが話しかけた。
「俺、「R店に行った。」って行った後、俺の手を握ってきただろ?
あれ、マジで、気持ち悪かった。」
「(ほぅ…。)
(じゃあ、二度と、触ってあげない!!)
(ってか、自分が悪い事した時には、手を握って許されたのに、あたしはダメなんだ?)
(訳わからない!)」
それだけ言うと、Mは、フロアに出た。
「Yちゃん、俺への信用、取り戻せよ?
じゃないと、終わりな。」
「本当に、ごめんなさい…。」
「(M…、サッサと出て行って…。)
(この女、何とかしないと…。)
(でも、えりを出すわけには…。)
(どうしよう…。)
(あたし、感じる事は、出来るけど…。)
(何とかする事は、出来ないし…。)
(困った…。)」
りのが、悩んでる中、Aは、ずっと、Yちゃんを責めていた。
挨拶に、何人もいてくれたけど、挨拶だけで、中に入ってくれない…。
「(どうしよう…。)
(これを何とか出来る人…。)
(あ、えりの思い人!!)
(来てくれればいいけど…。)
(あたしじゃ、来ないだろうし…。)
(やっぱり、えり出そうか…。)」
りのは、あたしと替わった。
あたしは、頭をハンマーで殴られた感覚が襲った。
「(これは、りのには、キツかったかも…。)」
あたしは、女を何とかする前に、部屋を何とかしようと決めた。
「(この部屋を何とかしないと…。)
(あの女の力を削れない…。)
(力が…。)
(吸い取られてる…。)
(何とかしないと…。)」
その時、光が入ってきた。
YTだ!
「(願っただけなのに、来てくれた…。)
(嬉しい!!)」
YTは、挨拶をして、あたしが居る事が分かり、部屋の中に、入って来た。
そして、まず、YTがしてくれた事は、Aを部屋から、追い出す事。
「A、新規行った?」
「いいや。」
「行ってみたら?
凄いよ!
ドラム缶!」
「マジで?!」
「うん。
九州から来てるらしいから、今日が最後だと思うよ。
ここは、俺が居るから、行っておいでよ。」
「分かった。」
Aが出て行くと、YTは、ヘルプ席を、あたしの隣に、持って来て座った。
「えっちゃん、どうしたの?
こんなとこに入って。
俺、気付かなかったよ…。」
あたしは、黙っていた。
「えっちゃん?」
あたしは、部屋の中の変化に、気付いた。
驚いた、あたし。
あの女がいなくなっていた。
そのお陰で、空気が変わった。
あたしは、ポツポツと話し始めた。
「あのね…。
今日、S3店に行ったの…。」
「誰か、指名いるの?」
「ううん…。
新規…。」
「新規?!
新規でここ?!!
それは、酷い…!!
でも、もう、反省したんでしょ?」
「うん…。」
「じゃあ、一応、めっ!
これでおしまい。
ね?」
「YT…。」
あたしは、涙をいっぱい目にためた。
「えっちゃん。
もう、大丈夫だから。
ね?
お茶、せっかく出てるんだから、飲もうよ。
ほら、一口。」
あたしは、言われた通り、お茶を飲んだ。
「少しは、落ち着いた?」
そう言って、あたしの手を握ってくれた。
あたしは、頷いた。
「じゃあ、もう一口飲んで。」
あたしは、また、頷いた。
「MとAが帰ってくるまで、手を握っててあげる。
落ち着くでしょ?」
あたしは、また、頷いた。
「よしよし。
大丈夫。」
YTは、優しく、あたしの頭をなでてくれた。
許されることなら、抱きつきたかった…。
YTに癒されてから、AとMが帰って来た。
それと同時に、チェックしてもらい、Yちゃんを送り、眠すぎて、居眠り運転しないように、Mちゃんと電話しながら帰った。



