次の日ー。
あたしは、Mちゃんと、Yちゃんと、
Yちゃんの家で、語っていたら、S2店の話しになった。
「昨日、えり、色んな人に、絵を書いてもらってたんだよ。
「えっ!!
マジで?!!」
「うん。
書いてもらったよ。」
「そうなんだ。」
「とりあえず、Rが、ある意味の画伯ってことが分かった。
後、MIが、特定の絵だけ上手かった。」
「そうなの?」
「えー…。
あたしも行きたかったなぁ…。」
残念がる、Mちゃん。
それに追い討ちをかける、Yちゃん。
「それだけじゃないの!!
えり、ずーーーーーっと、SEちゃんと手を繋いで、Love Loveしてたんだから。
もぉ、SEちゃんもデレデレよ。」
「マジで?!!」
「えりとアイコンタクトばーっかりするし、えりが呼んだら、飛んで来るし…。
もう、えりばっかり!!」
「いや…。
それほどでも…。」
「あったでしょ!」
「えー、私も見たいっ!!
今日、行こうよ。
ダメ?」
「あたしはいいけど…。
Yちゃんは?」
「うちも大丈夫よ。」
「じゃあ、3人で行こうよ。
車どうする?」
「あたし、Mちゃんに乗せてもらって来てるから…。」
「うちので行く?」
「2台で行こうよ。
私、自分の車で行くわ。」
「OK!!」
S2店に行くと、再び、お絵描きTime。
その時、Rが通った。
「R!!
今日も、絵を書いてー。」
「絵?
もう、えりちゃんは、また、笑うんでしょ?」
「ん?
今日は、あたしじゃなく、Mちゃんが見たがってるの。」
「結局、笑われるんっだろ?」
「まあまあ、書いて。」
「もう、分かった!!
書きます!!」
「わーいっ!!」
大喜びのあたし。
「はい。
紙とペン。」
「はいはい…。」
出来上がった、作品をMちゃんに見せた。
Mちゃんは、大爆笑。
「なに、これー!!
お題を聞いても、それに見えない。」
「ね?
すごいでしょ?」
「もぉーーー!!
やっぱり、笑われたぁ!!
えりちゃんの意地悪。」
Rは、呟きながら、去って行った。
そこに、SI が来た。
「楽しそうだな。」
「Rの絵が…。
SI も見て!!」
絵を見た、SIは、大爆笑。
「ね?
すごいでしょ?」
あたしは、笑った。
ずっと、絵のことを気にしていたら、飲み物に、氷が入ってないことに、気付いた。
同じく、SIも気付いた。
SI は、あたしに言った。
「俺、この席で、仕事する気、ないからな。」
意味が分からない、Mちゃんは、聞き返した。
「え?
どう言うこと?」
「えりのグラスに、氷が入ってないけど、入れる気ない。」
「あ〜、なるほどね…。」
「まぁ、でも、可哀想だから、入れてあげるよ。」
SI が、席を立とうとした時だった。
「結構です。」
「え?
氷いらないの?」
「要らないと言うか、なにもされたくない。
誰にも。」
言ってしまって、後悔した。
何故なら、SIだから。
「言ったな…?」
ニヤリと笑う、SI。
「SE君!!
SE君!!」
「(やっぱり、呼ばれたっっ!!)」
「誰にも何もされたくないんだよな?」
後に引けなくなった…。
「SE君!!
SE君、来てぇーっっっ!!!」
「やっぱり、止めてぇー!!」
ニヤニヤ顔のSI は、あたしの小さな声で、止めたくらいじゃ、叫ぶのを止める訳がない。
更に、SIの声は、大きい…。
店の端から端まで聞こえるくらい…。
そのすぐそばをトコトコ歩く、YT…。
聞こえてないのか、YTは、知らん振り。
「ダメだ…。
無視される…。」
そう言って、叫ぶのを止めた、SIは、違う席に行った。
代わりに来たのは、M。
YTは、ヘルプ席で、歌を歌ってた。
あたしは、その優しい、歌声に、聞き惚れていた。
あたしの横で、Mが話しかけてきた。
「えり、歌声聞こえるだろ?」
「(聞いてるわよ!!)
(邪魔しないで!!)」
「SEの下手な歌。
ホント、下手。
あれでもいいのか?」
「うん!!
(だって、大好きだもん。)」
怒った、Mは席を立ち、YTが来た。
「えっちゃん、おはよう。」
「おはよう、YT。
さっき、歌ってたね?」
「気付いた?」
「うん。」
「下手だから、恥ずかしい…。」
照れる、YT。
「(かっこいいと言いたいけど、言えない…。)」
あたしは、代わりに、SIの事を話した。
「そう言えば、SIが呼んでたの気付いた?」
「え?!!!
呼んでた?!!」
「かなり…。」
「全然、気付かなかった…。
後で、謝ろう。」
あたしは、ポカーンとなった…。
「(あの声のデカさで、聞こえなかった?!!)
(店中に聞こえるのに?!!)
(あたしの方を、必ずと言っていいほど、見るのに?!!)
(絶対、嘘っっ!!)」
そこに、SI が帰って来た。
「あっ!!
SE君!!」
「あっ、SI!!
さっき、ごめんな?
聞こえなかった。」
「えっ…。」
言葉を失う、SI…。
「(その気持ち、分かるよ。)」
「SE君…、俺…、結構…、叫んでたんだけど…。」
「らしいね。
なんで、気付かなかったんだろ…。
SI の声、大きいのにね。」
ハニカム、YT。
再び、言葉を失う、SI…。
「(その気持ちも、分かるよ…。)」
lastになり、Mが来た。
相変わらず、Mの道を邪魔する、YT …。
「SE君、邪魔!!
俺、入れないじゃん!!」
「あっ…、ごめん…。」
Mが通れるようにする、YT。
「いつもだからな?!!
気を付けて!!」
「ごめん…。」
3、2、1で、キレたあたし。
「ちょっと、M!!
なんでそこまで言うの?!!
YTは、あたしの声が小さいから、近付いてくれたのよ?!
Mは、ヘルプの大切さが、分かってないっっ!!
客が帰らず、lastまで居てくれるのは、Mだけの力じゃないでしょ?!!
それとも、M1人の力なの?!!
まさか、そんなこと思っていないよね?!!
Mがいない間、誰が、楽しませてくれるの?!!
ヘルプじゃないの?!!
ヘルプに感謝するならまだしも、声の小さい、客に近付いて話を聞いてるヘルプを怒るなんて…。
しかも、邪魔って…。
邪魔扱い?!!
しっっっじらんないっっ!!!
最低っっっ!!!!」
「ごめん…。」
「謝るのは、あたし?
違うでしょ?!!」
「SE君…、ごめん…。」
「M、いいよ。
気にしてないから…。」
あたしが、怒るとこを見た、SI 。
「すげぇ…。」
「いっつも、こんなんだから…。
SE君ばっかり、庇うし。」
帰る時になって、あたしは、YTに送り出してもらった。
外で、話しをしていると、何故か、Yちゃん、Mちゃん達に、謝っている、M。
その意味が分からなかった。
YTは、掃除の為、店の中に入った。
あたしは、Mちゃんと、Yちゃんと、
Yちゃんの家で、語っていたら、S2店の話しになった。
「昨日、えり、色んな人に、絵を書いてもらってたんだよ。
「えっ!!
マジで?!!」
「うん。
書いてもらったよ。」
「そうなんだ。」
「とりあえず、Rが、ある意味の画伯ってことが分かった。
後、MIが、特定の絵だけ上手かった。」
「そうなの?」
「えー…。
あたしも行きたかったなぁ…。」
残念がる、Mちゃん。
それに追い討ちをかける、Yちゃん。
「それだけじゃないの!!
えり、ずーーーーーっと、SEちゃんと手を繋いで、Love Loveしてたんだから。
もぉ、SEちゃんもデレデレよ。」
「マジで?!!」
「えりとアイコンタクトばーっかりするし、えりが呼んだら、飛んで来るし…。
もう、えりばっかり!!」
「いや…。
それほどでも…。」
「あったでしょ!」
「えー、私も見たいっ!!
今日、行こうよ。
ダメ?」
「あたしはいいけど…。
Yちゃんは?」
「うちも大丈夫よ。」
「じゃあ、3人で行こうよ。
車どうする?」
「あたし、Mちゃんに乗せてもらって来てるから…。」
「うちので行く?」
「2台で行こうよ。
私、自分の車で行くわ。」
「OK!!」
S2店に行くと、再び、お絵描きTime。
その時、Rが通った。
「R!!
今日も、絵を書いてー。」
「絵?
もう、えりちゃんは、また、笑うんでしょ?」
「ん?
今日は、あたしじゃなく、Mちゃんが見たがってるの。」
「結局、笑われるんっだろ?」
「まあまあ、書いて。」
「もう、分かった!!
書きます!!」
「わーいっ!!」
大喜びのあたし。
「はい。
紙とペン。」
「はいはい…。」
出来上がった、作品をMちゃんに見せた。
Mちゃんは、大爆笑。
「なに、これー!!
お題を聞いても、それに見えない。」
「ね?
すごいでしょ?」
「もぉーーー!!
やっぱり、笑われたぁ!!
えりちゃんの意地悪。」
Rは、呟きながら、去って行った。
そこに、SI が来た。
「楽しそうだな。」
「Rの絵が…。
SI も見て!!」
絵を見た、SIは、大爆笑。
「ね?
すごいでしょ?」
あたしは、笑った。
ずっと、絵のことを気にしていたら、飲み物に、氷が入ってないことに、気付いた。
同じく、SIも気付いた。
SI は、あたしに言った。
「俺、この席で、仕事する気、ないからな。」
意味が分からない、Mちゃんは、聞き返した。
「え?
どう言うこと?」
「えりのグラスに、氷が入ってないけど、入れる気ない。」
「あ〜、なるほどね…。」
「まぁ、でも、可哀想だから、入れてあげるよ。」
SI が、席を立とうとした時だった。
「結構です。」
「え?
氷いらないの?」
「要らないと言うか、なにもされたくない。
誰にも。」
言ってしまって、後悔した。
何故なら、SIだから。
「言ったな…?」
ニヤリと笑う、SI。
「SE君!!
SE君!!」
「(やっぱり、呼ばれたっっ!!)」
「誰にも何もされたくないんだよな?」
後に引けなくなった…。
「SE君!!
SE君、来てぇーっっっ!!!」
「やっぱり、止めてぇー!!」
ニヤニヤ顔のSI は、あたしの小さな声で、止めたくらいじゃ、叫ぶのを止める訳がない。
更に、SIの声は、大きい…。
店の端から端まで聞こえるくらい…。
そのすぐそばをトコトコ歩く、YT…。
聞こえてないのか、YTは、知らん振り。
「ダメだ…。
無視される…。」
そう言って、叫ぶのを止めた、SIは、違う席に行った。
代わりに来たのは、M。
YTは、ヘルプ席で、歌を歌ってた。
あたしは、その優しい、歌声に、聞き惚れていた。
あたしの横で、Mが話しかけてきた。
「えり、歌声聞こえるだろ?」
「(聞いてるわよ!!)
(邪魔しないで!!)」
「SEの下手な歌。
ホント、下手。
あれでもいいのか?」
「うん!!
(だって、大好きだもん。)」
怒った、Mは席を立ち、YTが来た。
「えっちゃん、おはよう。」
「おはよう、YT。
さっき、歌ってたね?」
「気付いた?」
「うん。」
「下手だから、恥ずかしい…。」
照れる、YT。
「(かっこいいと言いたいけど、言えない…。)」
あたしは、代わりに、SIの事を話した。
「そう言えば、SIが呼んでたの気付いた?」
「え?!!!
呼んでた?!!」
「かなり…。」
「全然、気付かなかった…。
後で、謝ろう。」
あたしは、ポカーンとなった…。
「(あの声のデカさで、聞こえなかった?!!)
(店中に聞こえるのに?!!)
(あたしの方を、必ずと言っていいほど、見るのに?!!)
(絶対、嘘っっ!!)」
そこに、SI が帰って来た。
「あっ!!
SE君!!」
「あっ、SI!!
さっき、ごめんな?
聞こえなかった。」
「えっ…。」
言葉を失う、SI…。
「(その気持ち、分かるよ。)」
「SE君…、俺…、結構…、叫んでたんだけど…。」
「らしいね。
なんで、気付かなかったんだろ…。
SI の声、大きいのにね。」
ハニカム、YT。
再び、言葉を失う、SI…。
「(その気持ちも、分かるよ…。)」
lastになり、Mが来た。
相変わらず、Mの道を邪魔する、YT …。
「SE君、邪魔!!
俺、入れないじゃん!!」
「あっ…、ごめん…。」
Mが通れるようにする、YT。
「いつもだからな?!!
気を付けて!!」
「ごめん…。」
3、2、1で、キレたあたし。
「ちょっと、M!!
なんでそこまで言うの?!!
YTは、あたしの声が小さいから、近付いてくれたのよ?!
Mは、ヘルプの大切さが、分かってないっっ!!
客が帰らず、lastまで居てくれるのは、Mだけの力じゃないでしょ?!!
それとも、M1人の力なの?!!
まさか、そんなこと思っていないよね?!!
Mがいない間、誰が、楽しませてくれるの?!!
ヘルプじゃないの?!!
ヘルプに感謝するならまだしも、声の小さい、客に近付いて話を聞いてるヘルプを怒るなんて…。
しかも、邪魔って…。
邪魔扱い?!!
しっっっじらんないっっ!!!
最低っっっ!!!!」
「ごめん…。」
「謝るのは、あたし?
違うでしょ?!!」
「SE君…、ごめん…。」
「M、いいよ。
気にしてないから…。」
あたしが、怒るとこを見た、SI 。
「すげぇ…。」
「いっつも、こんなんだから…。
SE君ばっかり、庇うし。」
帰る時になって、あたしは、YTに送り出してもらった。
外で、話しをしていると、何故か、Yちゃん、Mちゃん達に、謝っている、M。
その意味が分からなかった。
YTは、掃除の為、店の中に入った。



