次の日ー。
この日も、また、「ボウズ。」と、泣きついてきた。
あたしは、この日、Mちゃんと遊んでいた。
「Mちゃん…。
Mが、ボウズだから、行かなきゃ行けなきゃいけなくなった…。
ごめん…。」
「SIに会いたいから、私も行く。」
「いいの?」
「いいよ。」
Mちゃんと2人で、行く事になった。
「(それにしても、M、ちょっと、甘えすぎじゃない?)
(何か、罰あたえなきゃ…。)」
席につくと、YTが来た。
「えっちゃん、おはよう。」
「おはよう。
YT、ここ?」
「違うけど、少しだけ…。」
「やったぁーっっ!!」
そこへ、Tが来た。
「ここ、俺だから。」
「分かった。
じゃあ、えっちゃん、後でね。」
「えっ…。
YT!!
忘れ物!!
1番大事なもの。」
あたしは、ジェスチャーで、タバコをした。
「あっっ!!
そうだった!!
はい。
タバコ。」
「ありがとう。」
あたしは、YTから、タバコを受け取った。
その様子を見ていた、T。
「あれ?
タバコ吸ったっけ?
それに、何で、SEの?」
「これは…、その…。」
Tの問いに、困る、あたし…。
すると、YTが、答えた。
「えっちゃんとの約束で、タバコ置いて行く事にしたんだ〜。
じゃあ、えっちゃん。
後でね。」
「うん。」
YTが、ヘルプに行くと、ニヤニヤしながら、Tが、話しかけてきた。
「そんなに、SEに帰ってきて欲しいんだ?」
「うん…。」
鏡を見なくても、顔が赤いのが分かった。
「そんなに、SEに帰ってきて欲しいんだ?」
「うん…。」
「SEの前では、乙女なんだね。」
「うるさい!」
顔の火照りを冷ましていると、Tが、「ゲームしよう。」と言い出した。
その誘いを、Mちゃんとあたしは、「イヤだ。」と言った。
あまりに、しつこいので、あたしが、1回だけする事になった。
「あたし、弱いからね?」
「いいよ。」
だけど、この一戦で、Tの負けず嫌いに、火がついた。
1回だけのはずが、何回戦もさせられた。
「(いつまで、させられるの〜?!!!)
(まだ、するの?)」
「くっそおおおおおおっ!!
どこが、「弱い。」だよ?!!
強えじゃねえか!!」
「いや…、久しぶりだったから…。
勝てると思ってなくて…。
ごめん…。」
全戦全勝してしまった、あたし…。
「くっそおおおおお!!
めっちゃ、悔しいっっ!!」
そこに、YTが来た。
「T、移動!!」
「おぉ、分かった。
ってか、聞いてくれよ!!
この女!!
「あたし、ゲーム弱いから…。」て言いながら、全勝するんだぜ?!!
ありえねぇよな?」
「ぷぷ…。
それ、ただ、Tが弱かっただけだろ?
えっちゃんに当たるなよ。」
「はあああああああああ?!!
自分も強えからって…。」
「俺、強くないよ?」
「あたしも、強くないよ?」
「何だよ!!
2人して!!
もう、いいっっ!!
修業して来る!!
覚えてろよ?!!」
そう叫んで、走り去る、T。
「(「覚えてろよ。」なんて、久しぶりに聞いた…。)」
YTと2人して、笑い合った。
「それにしても、えっちゃん、すごいね!」
「え…?」
「ゲーム、強いんだ?」
「たまたま…、勝てただけ…。」
「俺の助けがいる時は、くるのかな?」
「あるよ。
弱いもん…。」
「ホントに??」
「ホントだもん。」
「じゃあ、呼んで?」
「うん!!」
また、2人で笑い合った。
「ねぇ、YT…。」
「ん〜?
何〜??」
「YTとドライブに行きたいな…。」
言った事に、後悔した。
絶対に、無理な事だった。
「それは…爆弾だから…。」
「だよね…。
ごめん…、変な事言って…。
(あたしのバカ。)」
「俺の方こそ…。」
「えっ…。」
「ごめんな…。
だけど、俺も、えっちゃんと、ドライブしたいと思ってるから。」
「ホント?」
「うん。
ホント。」
「嬉しいっっ!!
(本当に、YTと、ドライブにいけたらなぁ…。)
(ほんの少しでいいから、してみたい…。)
(無理だけど…。)」
そこに、Mが帰ってきた。
「ただいま。」
「M〜。」
あたしは、に〜っこりと、微笑んだ。
「なになに?
俺、なんかいい事した?」
「その逆よっっ!!」
「逆…?
逆っっ?!!
何した?!!
俺…。」
「あたしに頼り過ぎっ!!
ちゃんと、営業してる?!!」
「えっ…。
そ…それは…。」
「他に呼ぶ気ある?!!」
「あ…あるよ…?」
「よ〜しっっ!!
決めたっっ!!!
締め日まで、後3日っっ!!」それまでに、あたしに頼ったら、YTの巨大ポスター作って、YTにサインもらって、飾ってやるっっ!!」
「はああああああ?!!
何でそうなるんだよ?!!」
焦り、怒る、M。
「それいい!!
俺、サインの練習しておくよ!!」
大爆笑するYT。
「Mにとって、1番イヤな事でしょ?」
「いや…そうだけど…。」
「じゃあ、決まりっ!!」
「それだけは、止めない?」
「止めないっ!!
YTのポスター作るっ!!」
意気込む、あたし。
「えっちゃん。
俺のポスター作って、どこに貼るの?」
YTが、聞いてきた。
「そうだ!!
貼るとこなんて無いだろ?!!
諦めろ!!!」
そんな2人に、答えた。
「ちゃんと、部屋に貼るよ?
起きて、すぐに、見えるとこに。」
それを聞いた、YTは、にっこにこ。
「すぐ見えるとこ…。
めっちゃ、嬉しい…。」
「ホント?
YTが嬉しかったら、あたしも嬉しい。
あっ!
車に貼ろうかな…。
それとも、2枚作って、それぞれ、貼るか…。
YTが喜ぶなら、どこでも貼るよ〜。」
「めっちゃ、嬉しい!!
M、明日も、ボウズな!!
俺、えっちゃんに、ポスター作ってもらうよ!!」
益々、にこにこのYT。
「(めっちゃ、喜んでる〜。)
(にこにこYT、大好き!!)」
「いや!!
明日から、ちゃんと呼ぶ!!
ポスター作らせてたまるか!!!」
「明日から、頑張ってね?
1日でも出来なかったら、ポスターだから。」
「頑張ります!!」
そして、Mは、チェックの為に、立ち去った。
「ねぇ、YT…。」
「ん〜?
なに〜?」
「挨拶の後、ついて欲しい…。
忙しい時はいいから。
ダメ…?」
「いいよ。
全然、つくよ。」
「ホント?!!
やったーっ!!
ありがとう。」
あたしは、大喜びした。
この日も、また、「ボウズ。」と、泣きついてきた。
あたしは、この日、Mちゃんと遊んでいた。
「Mちゃん…。
Mが、ボウズだから、行かなきゃ行けなきゃいけなくなった…。
ごめん…。」
「SIに会いたいから、私も行く。」
「いいの?」
「いいよ。」
Mちゃんと2人で、行く事になった。
「(それにしても、M、ちょっと、甘えすぎじゃない?)
(何か、罰あたえなきゃ…。)」
席につくと、YTが来た。
「えっちゃん、おはよう。」
「おはよう。
YT、ここ?」
「違うけど、少しだけ…。」
「やったぁーっっ!!」
そこへ、Tが来た。
「ここ、俺だから。」
「分かった。
じゃあ、えっちゃん、後でね。」
「えっ…。
YT!!
忘れ物!!
1番大事なもの。」
あたしは、ジェスチャーで、タバコをした。
「あっっ!!
そうだった!!
はい。
タバコ。」
「ありがとう。」
あたしは、YTから、タバコを受け取った。
その様子を見ていた、T。
「あれ?
タバコ吸ったっけ?
それに、何で、SEの?」
「これは…、その…。」
Tの問いに、困る、あたし…。
すると、YTが、答えた。
「えっちゃんとの約束で、タバコ置いて行く事にしたんだ〜。
じゃあ、えっちゃん。
後でね。」
「うん。」
YTが、ヘルプに行くと、ニヤニヤしながら、Tが、話しかけてきた。
「そんなに、SEに帰ってきて欲しいんだ?」
「うん…。」
鏡を見なくても、顔が赤いのが分かった。
「そんなに、SEに帰ってきて欲しいんだ?」
「うん…。」
「SEの前では、乙女なんだね。」
「うるさい!」
顔の火照りを冷ましていると、Tが、「ゲームしよう。」と言い出した。
その誘いを、Mちゃんとあたしは、「イヤだ。」と言った。
あまりに、しつこいので、あたしが、1回だけする事になった。
「あたし、弱いからね?」
「いいよ。」
だけど、この一戦で、Tの負けず嫌いに、火がついた。
1回だけのはずが、何回戦もさせられた。
「(いつまで、させられるの〜?!!!)
(まだ、するの?)」
「くっそおおおおおおっ!!
どこが、「弱い。」だよ?!!
強えじゃねえか!!」
「いや…、久しぶりだったから…。
勝てると思ってなくて…。
ごめん…。」
全戦全勝してしまった、あたし…。
「くっそおおおおお!!
めっちゃ、悔しいっっ!!」
そこに、YTが来た。
「T、移動!!」
「おぉ、分かった。
ってか、聞いてくれよ!!
この女!!
「あたし、ゲーム弱いから…。」て言いながら、全勝するんだぜ?!!
ありえねぇよな?」
「ぷぷ…。
それ、ただ、Tが弱かっただけだろ?
えっちゃんに当たるなよ。」
「はあああああああああ?!!
自分も強えからって…。」
「俺、強くないよ?」
「あたしも、強くないよ?」
「何だよ!!
2人して!!
もう、いいっっ!!
修業して来る!!
覚えてろよ?!!」
そう叫んで、走り去る、T。
「(「覚えてろよ。」なんて、久しぶりに聞いた…。)」
YTと2人して、笑い合った。
「それにしても、えっちゃん、すごいね!」
「え…?」
「ゲーム、強いんだ?」
「たまたま…、勝てただけ…。」
「俺の助けがいる時は、くるのかな?」
「あるよ。
弱いもん…。」
「ホントに??」
「ホントだもん。」
「じゃあ、呼んで?」
「うん!!」
また、2人で笑い合った。
「ねぇ、YT…。」
「ん〜?
何〜??」
「YTとドライブに行きたいな…。」
言った事に、後悔した。
絶対に、無理な事だった。
「それは…爆弾だから…。」
「だよね…。
ごめん…、変な事言って…。
(あたしのバカ。)」
「俺の方こそ…。」
「えっ…。」
「ごめんな…。
だけど、俺も、えっちゃんと、ドライブしたいと思ってるから。」
「ホント?」
「うん。
ホント。」
「嬉しいっっ!!
(本当に、YTと、ドライブにいけたらなぁ…。)
(ほんの少しでいいから、してみたい…。)
(無理だけど…。)」
そこに、Mが帰ってきた。
「ただいま。」
「M〜。」
あたしは、に〜っこりと、微笑んだ。
「なになに?
俺、なんかいい事した?」
「その逆よっっ!!」
「逆…?
逆っっ?!!
何した?!!
俺…。」
「あたしに頼り過ぎっ!!
ちゃんと、営業してる?!!」
「えっ…。
そ…それは…。」
「他に呼ぶ気ある?!!」
「あ…あるよ…?」
「よ〜しっっ!!
決めたっっ!!!
締め日まで、後3日っっ!!」それまでに、あたしに頼ったら、YTの巨大ポスター作って、YTにサインもらって、飾ってやるっっ!!」
「はああああああ?!!
何でそうなるんだよ?!!」
焦り、怒る、M。
「それいい!!
俺、サインの練習しておくよ!!」
大爆笑するYT。
「Mにとって、1番イヤな事でしょ?」
「いや…そうだけど…。」
「じゃあ、決まりっ!!」
「それだけは、止めない?」
「止めないっ!!
YTのポスター作るっ!!」
意気込む、あたし。
「えっちゃん。
俺のポスター作って、どこに貼るの?」
YTが、聞いてきた。
「そうだ!!
貼るとこなんて無いだろ?!!
諦めろ!!!」
そんな2人に、答えた。
「ちゃんと、部屋に貼るよ?
起きて、すぐに、見えるとこに。」
それを聞いた、YTは、にっこにこ。
「すぐ見えるとこ…。
めっちゃ、嬉しい…。」
「ホント?
YTが嬉しかったら、あたしも嬉しい。
あっ!
車に貼ろうかな…。
それとも、2枚作って、それぞれ、貼るか…。
YTが喜ぶなら、どこでも貼るよ〜。」
「めっちゃ、嬉しい!!
M、明日も、ボウズな!!
俺、えっちゃんに、ポスター作ってもらうよ!!」
益々、にこにこのYT。
「(めっちゃ、喜んでる〜。)
(にこにこYT、大好き!!)」
「いや!!
明日から、ちゃんと呼ぶ!!
ポスター作らせてたまるか!!!」
「明日から、頑張ってね?
1日でも出来なかったら、ポスターだから。」
「頑張ります!!」
そして、Mは、チェックの為に、立ち去った。
「ねぇ、YT…。」
「ん〜?
なに〜?」
「挨拶の後、ついて欲しい…。
忙しい時はいいから。
ダメ…?」
「いいよ。
全然、つくよ。」
「ホント?!!
やったーっ!!
ありがとう。」
あたしは、大喜びした。



