僕の世界はモノクロだった。 ずっとずっと。 このまま、この世界が変わることなく僕は死ぬのだとずっと思っていた。 しかし、君は、一瞬で僕の世界に色をくれた。 木々の緑、空の青、雲の白さ。 色々な色をくれた君。 この世界は素晴らしいと、そう初めて思った。 君の隣で君の見ている世界を見ていたい。 そして、いつかは僕を見て。