桜「ねね、陽翔くん!」

陽「ん?どうした?」

桜「行きたい所があるんだけど良い??」

陽「いいよ」

桜「ありがとっ」

......

桜「私が行きたかった所はココなの」

陽「ショッピングモール?

でも、なんで??」

桜「来週、菜々の誕生日でしょ?

それで来月は尚の誕生日だし、

2人の誕生日プレゼント買おうと思ってね♪」

陽「あー、そういえばそうだったな」

桜「うんっ、それにお揃いで買ったほうが

喜ぶかなーって思って!」

陽「確かにな。」

桜「それでね、陽翔くんに手伝ってもらいたくて…」

陽「俺なんかで役に立てるなら全然良いよ」

桜「ありがとっ」

ー…

桜「本当にありがとう!」

陽翔くんはわざわざ家まで送ってくれた。

陽「いーえ

楽しかったし良い物買えたから良かったな。」

桜「うんっ

あ、そうそう!」

私はこっそり陽翔くんにも買っていた。

桜「はいっ

コレあげるっ」

陽翔くんに渡したのは、青のストラップ。

陽「俺の好きな色だ。ありがとな」

桜「いーえっ

なんとなく好きな色かなって思ってたの」

陽「…サンキュ」

桜「それとね、色違いで私も買ったの」

私は、ピンクのストラップを見せた

陽「桜らしいな」

桜「かなー?」

陽「あぁ。」

桜「ありがとっ

じゃあ、また明日ね!」

陽「また明日。」

ガチャッ

桜「ただいま〜。」

隼「おかえり」

桜「お父さん!

珍しいね、もう帰ってきたの?」

「まぁな♪」

私のお父さんは、数学の教師をしている。