桜「な、なんで家にいるわけ…?」

陽「…迎えきた。

そしたら、夏沙さんが入れてくれた。」

桜「………はぁ?」

私はソファで呑気にコーヒーを飲むなず兄の所に行き

桜「……おい、クソ兄貴。」

夏「何がクソ兄貴だ。

いつも通り『なず兄♡』って呼べよ。」

桜陽「「……キモ。」」

わお。ビックリ。

見事に陽翔くんとハモったわ。

夏「…おい。

桜は許す。陽翔…お前は許さねぇよ?」

あ、陽翔くん以上の悪魔ここにいたわ。

ブラックオーラ全開のなず兄。

2人を絶対敵に回しちゃいけないと、そう心に誓う。

桜「はぁ…仕方がない。」

私はテーブルにあった雑誌を手にし、

なず兄の頭上に振り落とした。

もちろん角で

ゴンッ

夏「いってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

家中になず兄の悲鳴が響き渡った。

ドンドンドンドン

ガチャッ

恋「夏沙、うるさい。」

桜「恋姉おはよ〜」

陽「恋華さん、おはようございます」

恋「おはよう、2人とも。

おい、うるさいんだよシスコン。」

ゴンッ!

夏「いってぇぇぇぇぇぇぇ!!」

おー、恋姉お得意の拳骨がでた!