青春sparkling

少しの間フリーズして
気づくと頬で涙が乾いていた。
(あ、泣いたんだ私)

その時、誰かに言われた言葉を思い出した。

本当に大切なものは簡単には手に入らない。
本当に愛するものは手に入れてはいけない。
本当に誰かのためになりたいのなら、
その人の足かせになるのではなく
その人が羽ばたくための翼になりなさい。

そんなことできるわけないじゃん。
今の私は盲目のツバメ。
光の見えない暗闇で一等星を探す
羽の折れた盲目のツバメなの。

ここではないどこかへ飛びたい。
遠くに。ずっと遠くに。
誰も知らないような場所。


一周回って私が出した答えは。
you plant apple trees even
if the earth is destroyed tomorrow.
そう、ここをスタートラインにした。