そんな心の晴れない日は
2週間くらい続いた。
日照りが強さを増し、とうとう真夏が
やってきてしまった。
あ、、短い夏休みの始まりだ。
それと同時に思い出すのは優姫の誕生日。
複雑な気持ちのまま祝うなんて。
サプライズなんて。
なんで。って思う気持ちが大半を占めるのに
私は主催しなきゃいけないんだ。
あーあ。つらい。
誕生日当日。
私はまさを起こしに行った。
あーあ。やっぱり寝顔は変わらないな。
みてる景色は変わらないのに
心だけが変化していく。
自分の思いとは裏腹に方位磁針は
逆方向へと加速していく。
振り切らないで。
磁場がおかしくなった私の心は
そんなことを判断できる余裕なんて
あるわけないんだから。
この笑顔は。
この寝顔は。
誰のものになってしまうの。
ざわめきなんてもので
収まらないくらい
苦しめられる痛み。
それが意味するものを見てみないふりをした。
怖かったから。
川に映る醜いアヒルの子の心がわかった。
2週間くらい続いた。
日照りが強さを増し、とうとう真夏が
やってきてしまった。
あ、、短い夏休みの始まりだ。
それと同時に思い出すのは優姫の誕生日。
複雑な気持ちのまま祝うなんて。
サプライズなんて。
なんで。って思う気持ちが大半を占めるのに
私は主催しなきゃいけないんだ。
あーあ。つらい。
誕生日当日。
私はまさを起こしに行った。
あーあ。やっぱり寝顔は変わらないな。
みてる景色は変わらないのに
心だけが変化していく。
自分の思いとは裏腹に方位磁針は
逆方向へと加速していく。
振り切らないで。
磁場がおかしくなった私の心は
そんなことを判断できる余裕なんて
あるわけないんだから。
この笑顔は。
この寝顔は。
誰のものになってしまうの。
ざわめきなんてもので
収まらないくらい
苦しめられる痛み。
それが意味するものを見てみないふりをした。
怖かったから。
川に映る醜いアヒルの子の心がわかった。


