ベタ恋物語



『なあーなあー!頼みごとがあるんだ。空だけに。 お前を見込んで頼みごとなんだけど。』





あたしだけ?





特別な存在?





そう考えすごく嬉しくて顔が熱くなった。










『空はわかってるかもだけど、俺さぁー…絢咲が好きなんだ。協力してくれない?

いつも騒いでるけどデートとかしてぇじゃん?高校生だし?』









顔が冷めていった。





まばたきすら出来なかった。