最後の夏に君に恋する



ご飯を済ませ、お風呂に入って自分の部屋へ入る。

布団へ潜り込むと、今日一日の出来事が鮮明に思い出される。

もっと、君を見ていればよかった。
話しかければよかった。
関わりたかった。

もっと、ちゃんと注意すればよかった。
3年生らしくすればよかった。

ふつふつと、後悔が浮き出してくる。
考えるとキリがないくらい、後悔が押し寄せてくる。
どうして、私はこうなんだろう。
君のように、なれたらいいのに。