ありがとう。

『きゃー!』
耳を切り裂く女性の悲鳴。私はビックリし外に出た。…誰もいない。
でも確かに悲鳴は聞こえた。慌てて警察に電話をし到着した警察官に事情を告げる。警察官は近所の家に聞き込み。
しかし私の聞いた悲鳴を聞いた人は誰1人としていなかった。
おかしいなとは思ったものの気のせいだと思う事にした。
そして机を眺めて居ると『ん?』
私は一瞬目を疑った。それもそのはず。机の上に小さい女の子達が居る。おかしい…。
しかし何がどうなっているのか解るはずもなく時間だけが過ぎていった。そして、私はみるみるうちに体重が減り見た目にも病におかされていますとゆう形相になっていたらしく、見かねた母と祖母が病院へ。
診断は…『精神科へ行って下さい』と言うものだった。紹介状を貰いその日のうちに大きな病院の精神科へ。
母が呼ばれ病名を告げられたが私には言わない。何の病気なのか分からないまま家へ帰る。それからは毎日処方された薬を飲む生活。はっきり言って苦痛以外の何ものでもなかったが、母には聞けない…聞いちゃダメとゆうような雰囲気だったのだ。
毎日薬を飲むが一向に良くなる気配もなく、幻覚と幻聴は続いた。母の勧めで病院を変え新たな薬を処方してもらう。
そしてその病院で『私は何の病気ですか?』聞いてみた。『統合失調症です』
???
聞き慣れない病名だったが1通りの説明を受け納得した。幻聴、幻覚、そして怖いくらいの妄想…全てこの病のせいだったのだろう。