シニカルを通り越して、どこか背筋が粟立った。
ぎこちなく幹さんを振り仰ぐ。眇めた眼差しは無慈悲に筒井君を捉えていた。まるでそこから私の存在を切り離したかのように。
「真っ当な幸せなんざくれてやれねぇよ。生まれ変わっても地獄まで道連れだ。・・・それがどうした」
「笑えるくらいエゴの塊だねアンタ。いーかげん目ェ覚ましなよ糸子さん!ほんとに好きなら自分はどーなっても、糸子さんだけはゼッタイ助けるのが本物なんだよ!」
口惜しそうに歪んだ筒井君の顔。見えないゼリーの壁を力任せに叩いてる。
「生き死にも知らねぇガキが言ってやがる。・・・なら今ここで手前ェの命を懸けてみせろ」
幹さんが地の底を這うような声で凄んだ。
刹那。呼吸が止まる。細胞ごと凍りついて瞬きさえできない。
脅しじゃない。・・・その恐怖に。
ぎこちなく幹さんを振り仰ぐ。眇めた眼差しは無慈悲に筒井君を捉えていた。まるでそこから私の存在を切り離したかのように。
「真っ当な幸せなんざくれてやれねぇよ。生まれ変わっても地獄まで道連れだ。・・・それがどうした」
「笑えるくらいエゴの塊だねアンタ。いーかげん目ェ覚ましなよ糸子さん!ほんとに好きなら自分はどーなっても、糸子さんだけはゼッタイ助けるのが本物なんだよ!」
口惜しそうに歪んだ筒井君の顔。見えないゼリーの壁を力任せに叩いてる。
「生き死にも知らねぇガキが言ってやがる。・・・なら今ここで手前ェの命を懸けてみせろ」
幹さんが地の底を這うような声で凄んだ。
刹那。呼吸が止まる。細胞ごと凍りついて瞬きさえできない。
脅しじゃない。・・・その恐怖に。



