【完】恋の治療は保健室で

「わっ!」

ドアを開けた瞬間強い風が吹き込んできた。

風が収まって目を開けるとそこには椅子に座って、机に肘をつき、足を組んで寝ている薬師寺 楓舞(やくしじ ふうま)先生が居た。

少し茶髪のくせっ毛。

細いフレームのメガネを掛けている。

「...んん。ふあ〜。すまない。何か用事?」

「えっと、絆創膏を貰いに」

「絆創膏だね。ケガでもしたのかい?」

「はい。体育の時間に転んじゃって」