【完】恋の治療は保健室で

最近保健室に来てばかり。

自分で絆創膏持っているんだけどね。

どうしてもあの日のことが気になってしまって、ここに来てしまう。

トントントン

あれ?また居ないのかな?

ガチャ

開いてる。

「失礼します」

薬師寺先生、気づいてない。

どこか悲しい顔。

あの日、先生が思い出話をしてくれた時と同じ顔だ。

ここへ来始めた頃から気になっていた。

先生いつも窓の外を見て同じ顔をしてる。

声を掛けることが出来ない。

気づかないうちに帰ろう。