【完】恋の治療は保健室で

そして薬師寺先生が出発する日。あたしと若菜、平川君と見送ることに。

「皆来てくれてありがとうね」

「奏の頼みだもん。皆で見送りたいって。薬師寺先生愛されてますね」

「ちょっ!若菜こんなところで言わないでよ〜」

「全くだ。聞いてるこっちが恥ずかしい」

「平川、あんたは薬師寺先生がいなくなって嬉しんだよね」

「そんなことねーよ。張合いがなくなってつまらないだけだ」

「平川君、お兄さんによろしくね」

「ああ。兄貴に言っとくよ。耳を貸さないと思うけどね」

「あいつならしそうだな。そろそろ行くよ。皆、奏をよろしく」

「任せて下さい!私と平川で奏を守って行きます!」

「若菜〜」

「奏、帰ってきたら例のアレ、お願いね?」

「アレって?」

「こっちの話。じゃあ、皆元気で」

「楓舞さん!あたし待ってますから!頑張って下さい!」