【完】恋の治療は保健室で

「どうぞ」

「お邪魔します」

来るのは二回目だけど緊張するな。しかも若菜も平川君もいないから今日は二人きりだし。

「適当に座ってて」

「はい」

前はあまり気にしてなかったけど、部屋綺麗だし、本がいっぱいある。医療の本かな?さすが養護教諭の先生だ。

「見すぎだよ」

「わっ!」

「お茶入ったよ。そんなに気になった?」

「いえ。いっぱい本があるなーって思っただけで。あたしには医療のことなんて分からないし」

「気になったらいつでも言って。それで話って何かな?そのために来たんでしょ?」