【完】恋の治療は保健室で

「一年生邪魔って言ったでしょ?早くどきなさいよ!」

三年生のそんな声は奏には聞こえていなかった。一生懸命作ったチョコを潰されてショックを受けていた。立ち上がることも出来ず、ただ潰れたチョコを見ていた。

「薬師寺先生!奏がー!」

若菜が奏の異変を薬師寺に知らせた。

「杉原さん?...!!!」

「ちょっとどいて!」

「わっ!何?」

「さっきの一年生まだ居たの?しつこい子ね」

「杉原さんケガしたの?見せて...」

パシッ!