【完】恋の治療は保健室で

「それで楓舞は大学在中に、養護教諭の免許を取ってこの学校に就職をして今もなお、働き続けている」

「薬師寺先生がここを辞めるってことは何かを見つけたか、本当に辞めたいか...」

「あいつはここに来て働いていくようになってから沢山の生徒と関わってきた。相談した生徒からはかなりの好評でな、楓舞はその事が嬉しかったと言っていた。だから、ここで働くことが嫌になったわけじゃない。むしろ、ここで新しいことを始めたくて辞めるんだ」

「新しいことですか?」

「詳しくはあいつに聞きな。じゃーな杉原。楓舞のこと頼んだぞ」