【完】恋の治療は保健室で

「岡先生のその一言で迷いなくアンカーを引き受けることにしたんだ」

「体育の成績あげたかったからな。これ以上下げたらやばかったらしいし」

「でも奏と同じようにすぐ転ぶなら走れることだって」

そうだよ。あたしは薬師寺先生のお陰で走れるようになったけど。...あれ?

「まさかその時も先生が...!」

「そうだよ。杉原さんと同じように僕が特訓をしたんだ。あの公園でね」

「杉原が走れるようになったのって薬師寺先生が特訓したからなんだ。新田お前知ってたか?」

「私は奏から後々聞きました」

「知らなかったの俺だけかよ」