【完】恋の治療は保健室で

「そんな事が毎日のように続いた。今の杉原さんのようにね」

「なんと言うか冬和さんって」

「杉原そのままだな。冬和姉ちゃん昔からケガして俺もよく家まで運んだっけ」

「あいつは典型的なドジっ子だ」

「やっぱり奏そっくり」

「そんな事ないよ」

「杉原さんといい勝負だったよ」

「薬師寺先生までそんな事言わないで下さい」

「で、先生。その続きは?」

「てか平川あんた冬和さんのことほんとに何も知らないの?」

「俺はその時兄貴に追いつきたくてテニスに夢中であまり会う機会がなかったんだよ」

「ふーん」