薬師寺は奏のベットの隣にある椅子に座って奏の頭を撫で始めた。
「昨日はごめんね。...僕の恋人だった冬和はね、本当に君に似ているんだ。だから尚更君の事をほっとけなかったんだ。冬和は君と同じようにすぐ転ぶ子でねよくケガしては手当てをしてたよ。あの日がなかったら僕は多分君に出会っていなかったと思う。冬和を亡くして、母校で養護教諭をしてから毎日がゆっくりと時間が進んでいた。窓の外を見ながらいつも考えていた。僕はなんのためにここにいるんだろうってね。生きるということを見失いかけていたんだと思う。そんな時、君に出会ったんだ。入学式当日、いつもの様に窓の外を見ていると凄い勢いで転んでいる君を見かけた時はびっくりして椅子から落ちたよ。君は覚えてないかもしれないけど入学式が終わった後君と話をしたんだ。その時の君は緊張していたのかずっと下を向いていてね、けどね、緊張していてもちゃんと話してくれたよ。確かあの時は落し物を届けてくれたっけ。ただお礼を言っただけなのにテンパって帰る時にまた廊下で転んでた。その時からかな。君のことを気にし始めたのは。最初は冬和に似ているからだと思っていた。けど、違った。僕は杉原 奏自身を気にしていた。...好きだよ杉原さん。ほんとは直接伝えたいけど、これは許されない事だ。例え何があろうとも...」
「昨日はごめんね。...僕の恋人だった冬和はね、本当に君に似ているんだ。だから尚更君の事をほっとけなかったんだ。冬和は君と同じようにすぐ転ぶ子でねよくケガしては手当てをしてたよ。あの日がなかったら僕は多分君に出会っていなかったと思う。冬和を亡くして、母校で養護教諭をしてから毎日がゆっくりと時間が進んでいた。窓の外を見ながらいつも考えていた。僕はなんのためにここにいるんだろうってね。生きるということを見失いかけていたんだと思う。そんな時、君に出会ったんだ。入学式当日、いつもの様に窓の外を見ていると凄い勢いで転んでいる君を見かけた時はびっくりして椅子から落ちたよ。君は覚えてないかもしれないけど入学式が終わった後君と話をしたんだ。その時の君は緊張していたのかずっと下を向いていてね、けどね、緊張していてもちゃんと話してくれたよ。確かあの時は落し物を届けてくれたっけ。ただお礼を言っただけなのにテンパって帰る時にまた廊下で転んでた。その時からかな。君のことを気にし始めたのは。最初は冬和に似ているからだと思っていた。けど、違った。僕は杉原 奏自身を気にしていた。...好きだよ杉原さん。ほんとは直接伝えたいけど、これは許されない事だ。例え何があろうとも...」



