【完】恋の治療は保健室で

「そうか。じゃあ薬師寺先生の彼女の話聞いた事あるか?」


「前にも言っていたけど薬師寺先生の彼女ってほんとに事後で亡くなったの?しかも薬師寺先生のせいで...」


「あくまで噂だけどな。この話、部活の先輩から聞いたんだ。最初は半信半疑だったんだけどさ、俺の兄貴もこの学校出身でテニス部の間じゃ有名な話だって教えてくれだんだ」



「そういえば薬師寺先生ここのテニス部だっけ」


「ああ。聞いた時は驚いたよ。薬師寺先生がそんな人だったなんて」


「平川君、あたしは薬師寺先生はそんな事する人だとは思ってないよ」



「もちろん俺も思ってない。でも前に職員室で校長先生が他の先生と話しているのを聞いちゃったんだ。『薬師寺先生、あの事件以来すっかり無口になりましたね。まあ、あれは薬師寺先生のせいで起こってしまったことだからしょうがないでしょう』ってね。ここの校長は薬師寺先生が学生の頃からいたそうだ。だからやっぱり薬師寺先生は自分の彼女を...」



「平川君薬師寺先生は...!」



コンコンコン