【完】恋の治療は保健室で

次の日からあたしと若菜は衣装作りを本格的に始めた。

生地を型紙通りに切り、まち針で留め、何回も位置を確かめながら下縫いをし塗っていく。



基本はミシンだが、細かいところやボタンなどは手縫いをしていく。

最初の頃はまち針で指を刺したりしていた。



手縫いをやったら針が刺さるのはもちろん、制服と一緒に塗ったりしてやり直す作業が続いた。



若菜に縫い方を教えてもらい、家に帰ってからも毎日チクチクと衣装を縫い、指も縫い...。


そんなこんなでいよいよ完成が近づき、同時に文化祭も近づいてきた。


今日は若菜が部活でいないので一人で作業をしていた。

終わったら来るって言ってたからそれまでは一人で頑張ろう。