【完】恋の治療は保健室で

「杉原ごめん。急だったよな?でも、お前が好きなのは本当だ!それだけは分かってほしい」

「平川君。平川君の気持ちは凄く伝わってきたよ。でもねごめんなさい!あたし、平川君のこと、そんな風に思ったことがなくてその...ごめんなさい」

今日、平川君のこと見て思った。

平川君は明るくてクラスからも信頼されている存在。

スポーツにも全力を注いでいるのはあの体育祭でよく分かった。

あたしはそんな平川君が羨ましかった。友達としてもとても素敵な人だ。

でもこれはあくまでも友達として。

恋愛の好きとは違う。だから...!

「そっか。じゃあ、もうひとつ質問していいか?」

「何?」

「友達としてはどうなんだ?」

「友達としては好きだよ。いつも明るくてクラスからも信頼されている平川君はあたしの憧れだよ」

「ありがとうな杉原。でも俺は諦めないぞ?必ずお前を振り向かせて見せる!」

「ふふ!」

「笑うなよ。俺は真剣なんだからな」

パキッ!